ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

日記(なが)

12/4
日記を書いていないので何があったか忘れてしまった。
土日から記憶がある。土曜日、ニキビがガチで無理なので婦人科案件にすることにした。頑なに保険でどうにかしようとしていたけどもう無理なので自費でピルを飲む。どうして、どうしてこんなものすごく嫌なことにお金を使わないといけないんだろう。嫌なことをなくすためにお金使うんだけど、でも、なんでこんなに心とお財布をすり減らさないといけないことになってしまったんだろうと思う。別に、まあ確かに私はものすごくケチだけど、この件はお金に執着しているというより、こんな自分の意志と全然関係ないところで起きてしまっていることに振り回されて損害を被っていることが悲しい。数年前のある日を境にいきなりニキビが止まらなくなって、その時からずっと、何食べてても何時に寝ててもどんな化粧水使っててもおんなじようにニキビがずっと出来続けている。顔がニキビ跡だらけになるまで、あっという間だった。鏡を見ていると悲しくて気持ち悪くて自己肯定感がズタボロになって泣けてくる。今も書いていて泣きそうになる。どうしてこんなことになっちゃったの、私の肌。まあこれがもしよくなるなら、これ以上悩むよりはいいのかな。うまくいくといいな。
そもそもね、ケチなのもちゃんと私なりの理由がある。書くと長くなるから今日はその体力がないけど。なんだか暗いな。
婦人科に行ったあと、昔から行列ができてて気になっていたラーメン屋さんに入ってみた。お出汁が美味しいお店ならしいけど、私としては出汁よりまず麺がめちゃくちゃおいしかった。ラーメンって、別にそんなに好きなわけじゃないけど、時々無性に食べたくなるんだよね。外国人観光客の人たちがたくさんいた。彼らは何も悪くないのだけど、最近のとんでもない円安のことを思い、さらに少し鬱々となった。食べ終わってごちそうさまでしたと言って出て行くとき、デフォルトだと大声でお礼を言われるのだけど、私は声が小さかったのかタイミングが悪かったのか、誰からも何も言われなかった。別によくあることだし大声で見送られたいわけでもないけど、自分の存在感の無さの証左であるなあと思い、そんなことを気にしている自分のことが呆れを通り越して少しおもしろかった。しょぼすぎるんだ、人として。どうしてこんなにネガティヴなんだろう。最近ネガティヴに拍車がかかっていると思う。
神楽坂でスピッツの非公式イベント(といえばいいのか?)がやっていたので、少し勇気を出して行ってみた。当たり前すぎることだけど、初めて行ったのが自分である以上、自分から誰かに話しかけなければ何も始まるわけはないのだが、私は結局誰にも話しかけることができなかった。見かねた優しい方2人に話しかけていただいて、嬉しかったけど自分が恥ずかしいと思った。こんなイベントに行ってさえ、私はこうして自分のことを考えている。自意識が肥大化しすぎていて無理。お酒はシャルトリューズヴェールをロックで飲んだ。久しぶりに飲んだらとてもおいしかった。飲み会ではめんどくさいし深酒したくないからサワーを頼むことが多くなってしまったけど、本当はこういう蒸留酒が一番好き。シャルトリューズは前に住んでいた家の近くのバーで教えてもらったのだった。あのくらいの年齢の頃が一番恥ずかしげもなくバーに入ることができた。最近はあまり行かなくなった。私はただ他人がいる中で1人きりになることを許される場が好きなのだけど、そしてそこにお酒があったらすごくいいなあと思うのだけど、バーって1人で行くと話しかけられるのよね。当たり前だよね。気を使うよね。バーまではいかない1人で人に埋もれられる場所があるといいのだけど。話の脱線がすごいな。スピッツな。1人で行くにはちょっと少しハードルが高かったかもしれない。スピッツファンだろうがなんだろうが、人と人のコミュニケーションであることは変わらないのだから、その辺りをわきまえなければならない。ということが行ってみてわかったのでよかった。人には人の、私には私のスピッツの楽しみ方があるね。だけど、もしかしたらもう一回行ってみたら、もう一回行って今度はみんなみたいに一緒に踊ってみたら…?どうかな。それを自分が望んでいるのかよくわからなかった。新しいことをしてみたいなら、自分が変わらないといけないのだということだけが強く感じられた。なんの話?何しに行ったの私は?神楽坂に住みたい。
日曜日、体調を崩したので布団に潜って漫画を読んでいた。ど鬱になった。念のため明日までにコロナの抗原検査受けないと!ということに気付き、しかしキットを売っている場所が電車に乗らないとなくて、ほぼ部屋着ノーメイクでどデカい駅に行く羽目になった(というかめんどくさすぎてメイクとかできなかった、体調が優れないので)。一つ目のどでかい駅、やっと着いたと思ったら薬剤師不在につき販売できないと断られる。こんなことで泣きそうになる。最近、ここ数ヶ月かな?泣くハードルが低くなりすぎている。二つ目、別の駅付近にあるどデカいショッピングモール、最悪もう無理なんでこんな場所まで来なきゃ行けないわけ〜!?!?と思いながら地上に出たらすごく空が綺麗だった。太陽があたたかかった。ルンルンとした。単純すぎる。無理。感情がジェットコースターすぎる。帰り道、ふとジーンズのポケットに手を突っ込んだら無くしたはずのピアスが見つかり、幸せな気持ちになる。家に帰って抗原検査をしたところ、陰性。マサムネさんがロク漫で「無くしたピアス」の話をしはじめて運命を感じるなどする。
ところで読んでいた漫画というのが「明日、私は誰かのカノジョ」だったのだが、あれは本当にいけない。本当に鬱になる。萌ちゃんの話も奈々美さんの話もとても他人事には思えなかった。自分が劣等感の塊であることも依存体質であることも「いい子なんだけどなんかズレてるんだよね(笑)」タイプであることも自覚しているけど、だからこそ刺さりすぎて本当に心が鬱になった。すごくよくできているけど、よくできているから鬱になった。セクシー田中さんくらいの明るい漫画を読まないとダメだな。とりあえず、ホストクラブには近寄ってはならないと心に誓った(フラグじゃないです)。
日曜の体調不良を引きずり、月曜にまさかの会社を休んでしまった。社会人になってから二度目、一度目はコロナだったから自分の判断で休むのは今日が初めてになる。罪悪感。罪悪感はあるけど、ベンザブロック飲んでベッドの中でうとうとしたりスマホの写真整理を進めたりした。心が少し回復して、体調も良くなってきたので明日は会社に行く。
そういえば今日写真整理をしていたとき、昔書いた超掌編小説的なもの(なんと形容すればいいのかわからない)が出てきて、読んでみたら結構よかった。客観的に見てどうかはわからないけど、自分に馴染むように作り込んで書いた文章というのは、当たり前だけど自分によく馴染んだ。懐かしさ半分の好印象だとは思うけど、この日記みたいな即興書き殴りではなくて、もっと作り込んだ文章も書きたいなと思う(そして思うだけで終わる)。
何もない日常、何もない休日でもこんな長文で脳内出力をしてしまうのだから、今度「休日何してるんですか?」と聞かれたら「考え事してます」と言ってもよいのではないだろうか。