ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

日記(最近ネガティヴだね)

11/12
昨日は幸せでふわふわしながら家事をして、ライブの記憶を消えないうちに書き殴ってから家を出た。夜、無事に見つけたレストランで父と姉と食事をした。なかなかコスパの高いところで、かなり内容の充実した飲み放題と上品な量だけど美味しい食事でもそんなにはせず、お酒をよく飲む人と行くならいいチョイスだと思った。コースっていいよね、選ばなくていいから…。
食事は楽しかったのだけど、姉が今度同棲するというので相手を連れて実家付近で顔合わせをしたりするらしく、その話を聞いているうちになんだかよくわからない気持ちになってしまった。それと同時にその他の現実的な話も出てきて、姉がもしこのまま結婚したらもう地元に戻って実家のあれこれはやらないのだろうから、結婚の見込みのない私がいつかは実家に戻って色々とやることになるんだろうな、私はきっとそう言うんだろうと思った。生まれたときから勝てない相手がいることがコンプレックスで、だから父に認められたくて音楽を続けて、母に認められたくて趣味を合わせた。もちろんそれだけじゃないけど、でも私がそんなことに拘っているうちにも姉は軽々と自分だけの好きなことを見つけて私にできない普通のことをどんどんクリアして、昔は私の方が遠くに飛んでいけると思っていたのに、飛べない鳥だったのは私の方だったのかもしれないなと今は思う。姉とあえて違う土俵で生きているとしても、姉と同じ土俵に乗りたいとは思わないとしても、羨ましくないと言ったら嘘だ。素直に喜ばしいと言う気持ちもあるし悲しいとか悔しいとか嫌だとかそんなことは思わなかったけど、スピッツに会いたいなあとぼんやり思った。スピッツは、私が本当に自由に好きになったものだから。認められるためじゃなく、むしろそれを振り切ってでも掴んだ私だけの好きだから。帰り道、ひとりになって1日ぶりにスピッツを聴いたら少しだけ泣けた。「スピッツが好きだ」という感情で何もかもを揉み消そうとするのはよくないとわかっているけど、直接触れたらだめになってしまいそうな感情を自分の中に置いておくために、今の私にはスピッツが必要で。最近ちょっとしたことでよく泣いてしまうな、昔は何があっても全然泣かないよねと言われていたのに。