ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

【Kアリセトリネタバレ】日記

11/11※セトリ完全にネタバレ※
あのねいいことがありました。実は10 日からいいことがありました。そのいち、会社の人が良い香りさせてたのだけど、その人が香水好きだってあらかじめ知っていたので勇気持って「いい香りしますね」って言ったら喜んでくれて、つけてる香水のミニボトルをくれました。うれしかった。ミニボトルがというかミニボトルをくれたのがうれしかった。
そのに、11日。Kアリーナのチケットを譲っていただきました!!!!!!以下、記憶の放出。
前日から11日は川崎で用事があるからKアリの近くまで行けるじゃん行ってみようかなとは思っていたのだけど、まさかライブに行く気なんて全然なかった。だからフォロワーさんにもお会いできるかわからないしそもそも行くかもわからない状態でスピッツのもの何も持たずに出てきたのだけど、電車待ちながらふとTwitterを見たらチケット譲渡のツイートが回ってきているじゃないの。いや迷ったよ、行くつもりなかったし、私はなんだかんだもう三枚ひみすたツアーのチケット持ってるからまだあんまり行けてない人が行った方がいいかもしれないと思ったし、11000円って安いお金じゃないし、一度もお話ししたことないフォロー外の方のツイートだったし…でも、ここ最近のスピッツが好きで仕方ないウェーブとか川崎でたまたま用事あることとか、ここ一カ月二カ月のしんどさとか、このタイミングでツイートお見かけしたこととか、色んなことが行ってきなよ会ってきなよって言ってる気がして、波に乗りなよ!という自分の中の声が大きくなって、勇気を出してお声がけしてみた。お譲りいただけることになった…!その前の用事も実はお呼ばれしてたコンサートだったのだけど、だいぶ長引いてしまったのでアンコール終わった瞬間に席を飛び出して、電車飛び乗ってKアリーナに向かった。まずは東口、東口…と思っていたらお譲りくださった方がわかりやすい地図を送ってくれて優しすぎた…。着いてみたら20,000人ってさすがにものすごい人数で、どこもかしこも人の絨毯のようになっていた。LEVEL7の席をいただいたけど、正面の席だったからか、全然遠い感じはしなかった(とはいえメンバーの細かい動きとかはさすがに見えなかったけど、それでもステージの様子はとても見やすかった。私は全然大満足だったのだけど行った方はベルゲン枠だったので、お気持ち考えるとアリーナ確約とはいわんけどせめて最上階にはならないくらいの配慮はあってもよくないか?という気はするが…)。とにかく譲ってくれた方がとても気さくでいい方で、スピッツのこと大好きって人と好きな曲の話とかしたことなかったから、ものすごく楽しくて…オタク丸出しの挙動をしてしまった…。そのあと何人かフォロワーさんにもお会いできて楽しかった。アリーナ席の方がいたからアリーナまで降りて行ったりもできて、ウワーいつかこの眺めで観てみたい!!と思ったけど私は新潟で前から9列目神引きしてるので結構どの席でもその時の記憶で補完されるらしい。一回の神引きがオタク人生全体を救うってわけだね。

照明がおちてめぐりめぐってが始まった瞬間に、言葉にできない感情が押し寄せてきて、会えた!!!!!!と思って…今考えるとKアリの音響のおかげもあるかも。どなたかが言ってた言葉を借りると、どの席からでも「マイスピッツ」って感じの音がする。音がまっすぐきちんと届く感じがする。ときめきpart1から気付いたらぽろぽろ涙が出てきて、新潟でも泣きそうにはなったけど、今回はちゃんと普通に泣いた。なんだろうな、音楽がいいから泣いたっていうより、自分の中の色んな感情の存在がしっかり感じられて、中にはつらい気持ちとか寂しい気持ちとかもあるんだけどそのすべてがなんだかあたたかいものに包まれてて、それってスピッツのおかげなんだ、スピッツを介して感じてるから全部あったかいんだと思って、そんなものにめぐり会えて、心開いて今ここでその人達の音を聞いてる…と思って泣いた。まじですごい好きだなと思った。崇めるみたいに聴いてた。きもいというかこわいオタクだったかもしれない。申し訳ない。
跳べ、すごく好き。アルバムはじめて聴いた時からすごく好きで、ライブでこれからもずっとやって欲しいと思う。レベル7はさすがに高すぎるからか座って聴いてる人も多くて、私も一回目のMCはさんだあたりからしばらく座って聴いていた。座って聴くのもゆっくり音を味わえていいな。チェリーがどんなに定番曲だと言われても私にとってはすごく特別な曲で、聴いていたらやっぱりぽろぽろ泣いた。泣いたとしか形容できないのが残念だけど、泣いた。これからもずっと特別な曲であり続けるだろうと思った。人と軽率にカラオケに行けない(過敏すぎるな)。
スーパーノヴァではテっちゃんがテルミン弾いてて…!!!!!!!テルミンのMCのくだりは昔どこかで見たことがあったけど、ウワーテルミンって三輪テツヤのために生み出された楽器なんかな???ってくらいまじで三輪テツヤだった。三輪テツヤテルミンさすごくない?絶対テルミンで呼んだらあのふしぎなイラストの生き物たち集まってくるしたぶんあの生き物たちの鳴き声がテルミン。テっちゃんのギターの周りであの生き物たちがテルミンの声で話している様子が容易に想像できる(できるか?)。ずっとテルミンで会話してほしい。三輪テツヤテルミン似合いすぎる好きすぎる…テルミン…ラブ…。毎回テルミン弾いてくれ。MC中常に手元にテルミンを置いておいてくれ…。テルミンで会話してくれ…。テルミンの亡霊になってしまう…。
みなと、少しマサムネさんが音程の調子悪い感じがして、実はちょっと大丈夫かな…?と思っていた。緊張してたのか、聴いてるとわかんないけど歌いづらい歌なのかなあ(口笛はめっちゃ調子よかったけど)。でもその後のMCでスペシャルサービス色んな流行りの歌弾き語りを気楽にしてくれたあとはすこぶる調子がよくて、音の感じ取り戻したのかな?なんて思ったりした。次元は違いすぎるけどちょっと調子悪いな~ってときに馴染んでる音階とかフレーズとかをパラパラっとやってから戻ると調子が回復するみたいなのって楽器演奏してるとなんかわかるというか。いや、全然調子悪くなかったとか他の外的要因があったとかだったらごめん、プロの大御所ボーカルにめっちゃ失礼かもしれない。その調子が良い声で聴かされたサンシャインほんとえぐいんですけど…ていうかこの歌ほんと改めて歌詞が最高だし、猫ちぐらあじさい通り的な高音の美しさが味わえて最高だった…実はあまり聴いてこなかった空の飛び方にこの夏ドはまりして集中的に聴いてたんだけど、それはこのためだったんか?すべては仕組まれた罠…?未来未来、新潟の時も思ったけどライブで聴くと前方両サイドの二人の存在感がえぐい。ガチ恋させてくる、存在感が運慶快慶の金剛力士像くらいある(譬えが下手)。かっこよすぎた、おばけの時にマイクの前で硬直してた二人と本当に同一人物か?夜を駆ける、ご一緒した方が好きだとちょうど話していたので、始まったとき思わずそちらを仰ぎ見てしまった。ライブで聴くの二回目だけど、本当にいい。その場の空気が支配される。突然ものすごい緊張感になる。サウンドがすごくハードな感じなのも好きすぎる。画面に映る﨑山龍男イケメンすぎてドラム捌きかっこよすぎて0.001秒ごとに恋した。「好きな曲やってもらってよかったね~」と思って油断していたら、私がライブ前にその方に「ライブで聴きたい」と話していた甘ったれクリーチャーが、ねえまさかの甘ったれクリーチャーが、ねえ…嘘でしょ…甘ったれクリーチャーやったんだよ?エゴサエゴサしたんか?みんなあまりにも甘ったれクリーチャー聴きたいって言ってるの見て、そんでセトリに入れたんか?甘ったれクリーチャーやったんか…?うそでしょ…。欲を言うともう少し爆音で聴きたかったけど、でもやっぱり最高にかっこよかった。甘ったれクリーチャー歌ってるマサムネさんかっこよすぎた。おばけのロックバンド、たむの笑顔と最後のピース、あんなに新潟では緊張してたのに…そんな余裕が…ていうか本当に楽しそうだな…楽しそうなたむを見るのが、楽しそうなメンバーを見るのが好き。美しい鰭の二番、普通に空耳だと思うけど「離される時も見失わず君を思えるように」が「うなされる夜も見失わず君を思えるように」に聞こえた。たぶん「は」がはっきり聞こえなかったのと、「とき」と一番の「よる」が一瞬ごっちゃになったのかもしれないし普通に私の耳がおかしかったのかもしれない。うなされる夜でもいいけどね(?)。涙がキラリ☆始まったとき最初ちょっとスピカかと思った。ライブで聴くと最初どの曲か迷う時ある。修行が足りん。こんなに気持ちいい伸びの声で歌われる涙がキラリ☆があるなんて。すごくいい声だった。アンコールあるってわかってるけど「ありがとうございました」って言われるとさびしいね。アンコール一曲目やばいって聞いたな~なにやるんかな~と思ってわくわくしてたらえにし始まって、まじで崩れ落ちた。「無理…」ってつぶやいてしまった。普通に泣いた。嘘じゃん。えにし聞かせてくれるなんて聞いてない。えにし…。で最後が不死身のビーナスでしょ?信じられないよねちょっと。不死身のビーナスだぜ?私がこの夏一番聴いてた曲だよ?やばすぎんだけど…無理なんだけど…死ぬんだけど…死ぬ。こちらは不死身ではないので死ぬ。ていうかひみすたツアー総じて私の好きなギターソロ曲カバーしすぎてて三輪テツヤキャンペーンでもしとるんかな?最後退場は結構混雑したけどそれも入り口付近だけで、あとはそんなでも…という感じだった。フォロワーさんにお会いしたりカレンダー買ったり空の飛び方買ったり(これはセトリに関係なく買おうと思っていました、まさかこんな空飛びセトリだとは思わなかったけど)してたら余裕な感じになった。エコバッグ忘れたから電車の中でずっとスピッツのカレンダー裸で持ってた…。
MCで特に好きだった話。マサムネさんが楽器屋でギター初心者に間違えられる話。毎回この手の話聞いて思うけど、こんだけたくさんの人から崇拝されてスター街道の真ん中を走ってきて生活からなにからすべてド有名人としてやっていかないといけないはずなのに、それでもなお「普通の人」の空気が消えないの、その方がカリスマオーラ出すよりもよっぽどすごいことなんだよな。「お前って言いたくない。オレのことお前って呼んでくる人やだし」からの「ぼくね…」という新手のキャラ設定。さきちゃんよければすべてよしの話。たむの話し出しがマサムネさんの踏襲で場内が笑顔になったとこ。三人いたギターリストのうち一人がテツヤだった話。スケボーやサーフボードを持っていると上手そうに見えてしまうテっちゃんの話。スピッツのみんなは腰やひざ大丈夫?のあとのさきちゃんのドラムの返事。ドン。
今回のまとめ、スピッツが好きな人と観るライブ楽しい。普通にpaypayは使った方がいい。あとライブ行くときは飲み物忘れたらいかん。今度はお土産を持っていく。ティッシュは出しとけ。泣くから。