ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

日記(泣いちゃった)

9/15 いい加減にしろよこの夏野郎、途中雷雨
えもうやばーい会社のデスクでガチ泣きしてしまった笑そんなバカでかいミスとかじゃないけど失念していたことがあって、そのミスの処理を上司たちにしてもらってたときにガチ泣きした。いや言いたいことはたくさんあるよでもいつもは当たり前だけどそんなことじゃ泣かなくて、じゃあ何責任を感じて泣いてんのかとか悪いことしたと思って泣いてんのかとかいうとまったく違うのである。私が泣いたことにそんな人間的なレベルの理由はなく、ただ損失処理の理由を記入するとき、課長と部長が私の両脇に立っていて、「こういうことを書くんだよ」と教えてくれたその内容が長くて文章を構成することができなくなり、あ私文章構成できない文章構成できない私を上長の男二人が両脇から見てると思った瞬間脳が停止して体が強張ってキーボードが打てなくなって涙が止まらなくなっただけなのである。言葉が出てこなくなって文と文の間の繋がりをうまく構成できなくなったことが私の何かを不能にしたのか、私の何かが不能になったから言葉を構成できなくなったのか、たぶん言葉を構成できないことと何かが不能になることとは同じことなのだ。言葉が構成できなくなり世界がぐちゃぐちゃになってしまったとき、膿を出すみたいに涙を排出して帳尻を合わせようとしている。
悲しいとかつらいとか怖いとかそういう感情があまりなくて、私の負の感情チャンネルには「びっくりする」とか「混乱する」とか「ぼんやりする」とかしかない。びっくりしたから、混乱したから、ぼんやりしたからというだけで泣いてしまう。涙が持つ記号的意味というものがあるので本当は人前で、しかも職場で自分のミスで泣くなんて最悪だからどうにか抑えられるようになりたいと思う。最悪だよほんと。


夜、家に姉が泊まりにきた。姉のことが好きなので喜ぶ。テンションがよくわからなくなりビールと餃子とズンドゥブとハーゲンダッツを買った。もう夕飯を食べてきたという姉はチータラとビールを買っていてこの人こんなほっそりとしていてふわふわな服着てるのに酒の好みがおっさんなのはなんなんだろうね。酒を飲みながら夏の往生際が悪いことについて意見を交わした後、姉は姉の推しの話をし、その返事に私は私の推しの話をした。会話が成立しているようで全く成立しておらずしかし間違いなく会話をしているというのはよいことである。こういう会話ができる人間を生まれた時から一緒にいる家族以外で見つけることができたら、人生は楽しいものになるのだろうと思ったりなどする。