ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

あとだし日記(かなしいコーヒーのこととか)

9/18
18日にやったこと。お友達とテート展に行ったけどなんかイマイチだったね〜と話したこと。せめて数も少ないんだしもうちょっと構成やキャプションで「光」についての物語を描いてもらわないと「そりゃ視覚芸術なんだからどっかに光は描かれてますわな」で終わっちゃうよね。現代美術のところはもう少しゆっくり見て勉強したかったけどあまり作品を観る時間もなく終わってしまった(入ったのが遅かった)。大きい企画展なんてこんなもんかな…としんみりした。どうせざっくりとした展示しかしないなら、広大な抽象画の地平をきっちり区分けしながら幅広く物見遊山させてくれたアーティゾンの抽象画展の方が面白かったな。でも、私の主体的に考えて理解を構築するという力も足りてないなと思う。だからこんなに長い時間とお金かけて環境整った場所で勉強してもなにも身に付かなかったんだね。
その前に銀座なんとかってクッキーが有名なお店でおいしいパンケーキを食べたのだけど、セットにしたウィンナーコーヒーが悲しいくらい私の期待したウィンナーコーヒーじゃなくてかなしかった。コーヒーとクリームが別々にきたのだけど、全然クリームがふわんと乗らなくて、ぼちゃんと塊になって沈み油を撒き散らしながらミルクになっていって、かなしかった。油の浮いたコーヒーを何杯かおかわりした。人気店なのにコーヒーをたくさんおかわりさせてくれたのはうれしかった。長話をして、友人の聡明さと視点の豊富さ深さなどに感心した。私こんなぼーっとしててやばいなあ…と思った。ちなみに夕飯は六本木とは思えない居心地のよい沖縄料理居酒屋でおいしいもずくなどを食べた。もずくって酢の物にせずに麺つゆと卵で食べるだけですごく美味しいんだね。店内でオレンジレンジがかかってて、ロックロックのことを思い出した。聴覚情報の処理が絶望的に苦手で敏感耳(合わない化粧品などですぐに肌荒れする敏感肌の耳版のようなもの、合わない音ですぐに心がパニクる)なのでスピッツ以外のアーティストの音楽を聴くのをできるだけ避けていて、でもちょっと楽しそうだった。行ってみてもいいかもなと思った