ひとりごと

つきみおが長文でひとりごとを言います

日記(プレゼント、大相撲、グールド)

9/17まだまだ暑い、エアコンが要る、美しく晴れ、風だけが秋、遠くに小さな入道雲が列をなしている
昨日の日記を書いたのでもう今日の分はいいかなと思ったけどあの日なにしてたっけな〜?と思ったときにこれを見返したらわかるみたいな感じにしたいし、一応書いておく。バカなので昨日足を酷使したのに今日も出かけてしまい、と言っても仕方ないのだ、クリーニングを出しに行くのに電車を一回乗り換えて片道30分くらいかけて行かないといけない、そういう場所に住んでいるのである、足が痛い。本当は今日はゆっくり本とか読んで〜なんて思っていたけど、気付いたら夕方になっていた。クリーニング屋さんに行ったついでに、来週誕生日をお祝いする予定の友人にプレゼントを買う(Amazonで頼んでもよかったのだがせっかくなので本屋で買う)。結局笹井宏之の詩集にした。今年はバースデーカードもつけてみた。去年もらったサマータイムの表紙の絵を描いている方のポストカードがあったので、そして私はもう(やっと)サマータイムを読んだので、胸を張ってそのカードを選んだ。喜んでもらえるかどうかは不明だが、彼女とは毎回会うたびに100%の力で会話バトルをするので、本を贈り合うというのも喜んで欲しい気に入って欲しいというよりも「私は今こんな本を読んでこんなことを考えています」という会話の一方法のような気がする。なんといっても彼女は今年の私の誕生日に本をプレゼントしてくれる際「いやこれは途中までは結構面白かったんだけど後半と終わり方がなんかちょっと気に食わなくて」と話したのであり、私は自分の気に食わなかった本(いや半分は気に入っていたようだし気に食わなかった後半部分を補うべく彼女はプレゼントに美味しい紅茶バッグを3つほどつけてくれた)を友人にプレゼントする彼女のことが心底面白くて好きなのである。
帰宅してから久しぶりに大相撲を観戦する。御嶽海は前頭十一枚目になってしまっているし若隆景はいないし少し寂しいが、相変わらず翠富士はイケメンだったし翔猿はこんなに懸賞金の似合う鯔背な漢はおるまいという感じだし、若元春の目つきは良いし、北青鵬の相撲はこわかった。相撲の技術のことはよくわからないけど大きくて強い漢たちがバーンと当たって嘘みたいに相手を吹っ飛ばしたりくるりと転がしたりして厳しい顔や荒々しい顔や必死な顔をしているのを見るのはやはり好きだ。ゆるゆると好きだ。その後はとても偉いので夕飯を作り(鶏むねのみぞれ煮)、しかしこれは明日以降の作り置きメニューとして冷凍チャーハンと餃子の残りを食べた。食後に頂き物の水ゼリーを食べたが見た目はぽよんとして可愛らしく涼やかでよいものの味が水だった。涼やかな気持ちにはなった。手紙などを書きながら今は久しぶりにレコードをかけている。グレン・グールドのゴルドベルグ変奏曲のレコードがあるのを発見したので(なんのレコードを持っているのか自分であまり把握していないところがある)それにした。グールドのゴルドベルグを聴くと、人間ってこれくらいゆっくりにもなれるんだねと思う。みんな好きなんだと思うけど、私もグールドのゴルドベルグ変奏曲が好き。